横浜市戸塚区の二十四時間急患対応の動物病院・高度画像センター

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当院では最新の3テスラMRI装置を導入しております

Vantage Galan 3T(キヤノンメディカルシステムズ株式会社)

当院では2010年よりMRI装置を導入し、検査を開始いたしました

これまでの多くの患者様の検査実績に加え、さらに患者様への負担を減らし診断精度を高めるため、2016年冬より最新の3テスラMRI装置(Vantage Galan 3T)を導入しております。

※テスラとは?
磁束密度の単位、すなわち磁石の強さを示す単位のことです。数値が大きいほど磁力が強く、頭部MRI検査においてはより高い性能を発揮することが可能となります。3テスラMRI装置は国内の動物病院では大学病院を含めても5台ほどしか導入されておりません(2018年6月現在)。

MRIって何?

MRIとは強力な磁石を使用し、磁場と電波の力で生体内の構造を画像化する検査方法です。

柔らかい組織の描出に優れており、頭蓋骨や背骨などの影響をほとんど受けないため、脳や脊髄の状態を評価する上で最も重要な画像検査法の1つです。 前述の通り放射線を用いていないため、被爆の心配もなく体への影響は非常に少ないです。

脳MRI

MRI

脊髄MRI

脊髄MRI

どんなときにMRI検査を行うの?

特に脳疾患や脊髄疾患が疑われる際にMRI検査が有用です。

MRI検査は脳や脊髄など、骨に囲まれた臓器でも非常に明瞭に描出することが可能です。
以下にMRI検査の実施例を示します。

1.けいれん発作を起こした

脳腫瘍疑い

診断:脳腫瘍疑い

2.急にふらつき始めた

小脳梗塞疑い

診断:小脳梗塞疑い

3.急に立てなくなった

脊髄梗塞疑い

診断:脊髄梗塞疑い

4.首が傾き、目が揺れている

鼓室胞炎、感染性髄膜炎疑い

診断:鼓室胞炎、感染性髄膜炎疑い

上記はMRI検査が診断に有用であった症例の一例です。実際に検査が必要かどうかについては一度動物病院を受診し、ご相談ください。

最新のアプリケーションについて

当院では検査時間短縮や診断精度向上を目指し、様々な撮像技術を駆使してMRI検査を実施しております。

DIR(Double Inversion Recovery)

DIR(Double Inversion Recovery)

2つの組織の信号を抑制し、病変を際立たせる手法

cDWI(computed DWI) 

cDWI(computed DWI)

撮像後に撮像パラメータを変更した画像を作成する手法

よくある御質問

●料金はどれくらいですか?
検査料金の目安についてはこちらを御参照下さい。

●麻酔は必要ですか?
基本的に全身麻酔下で実施します。 MRI検査は検査中に動いてしまうと画像が乱れてしまい、適切な診断が困難になります。

●予約は必要ですか?
基本的に予約制となります。 検査をご希望される場合には当院またはかかりつけの先生にご相談下さい。

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